シャネル客船「LA PAUSA(ラ パウザ)」号が、パリのグラン・パレに現れた!

5月3日、春だというのに、風が冷たく、涼しいパリにやって来ました。

この時期にパリに来るのは初めて。ファッションウィークではないパリは、少しおとなしい印象。

それにもかかわらず、パリのランドマークであるカンボン通りのシャネル本店は、買い物欲に燃える顧客たちでごった返していた。

 

今回のパリの目的はそう、CHANEL CRUISEショーを見るため!このためだけにNYから飛んできた。

 会場の入り口

会場の入り口

 

CHANELのショーを初めて観たのは2012年9月で、あの時は24歳だった。

ショー会場であるグラン・パレをアートギャラリーに見立て、カラフルで心の底から楽しいコレクションで、光り輝くファッションウィークの始まりが、今も記憶に焼き付いている。

 

CHANELのショーを観て、「ファッションの業界で挑戦してみよう」と決心したブランドだから、思い入れが人一倍強いのだ。

 

ココ・シャネルが貧しい環境から、世界一のクチュールブランドに成長させたというバックグランドに、自分の生い立ちを重ねて、勝手に親近感をわかせている。

 

自分の本、「ニューヨークが教えてくれた、『自分らしさ』の磨き方」の「真のラグジュアリーとは?」というチャプターでも書いたが、近年はラグジュアリーというワードが飽和状態となっていて、違和感を覚える。

 

80ドルのカシミア、もしくは1,000ドルのウール。どちらが高級品なのか。

売値が高ければ、それはラグジュアリーなのか?

と、自分に問いかけることが多い。

 

一方、CHANELはラグジュアリーをCHANEL流に解釈し、貫き通しているのは事実。

決してトレンドを追っているわけではなく、「スタイル」を徹底的に打ち出している。

わざとらしく「これを流行らせます」と、プロダクトを作っておらず、どちらかというと「流行ってしまった」となっているのではないか?

 

肝心の、今回観たショーについて書いていこう。

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グラスドームが特徴のグラン・パレ内に、今回作られたのは、豪華客船。

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カモメが鳴く音や波の音を再現し、なおかつ照明を夕方から夜の雰囲気に絶妙に合わせている。

ここが室内であることを忘れ、船が停泊する港に来てしまった錯覚に陥ってしまうほどにリアルだ。

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これぞ、CHANELの底力。

ショー会場に足を踏み入れた瞬間に、タイムスリップしたかのようにその世界観に魅了され、いとも簡単にブランドのパワーに魅了され、圧倒される。

船首には、「LA PAUSA(ラ パウザ)」号と、その名前が書かれていて、これから来る航海や旅のワクワクと、ショーへの期待が重なった。

 

セーラーなど、クルーズコレクションにふさわしいストライプスに、リラックスしたシルエット。CCマークの赤が胸元に映える。

 CHANEL.COMより

CHANEL.COMより

 

サマーツイードのベレー帽で気分は、旅立つマリン。

お約束のトムボーイなシルエットがファーストルックをきった。

 

目で見て楽しめる色彩で、浮き輪の形をしたバッグ。

ボックス型のバニティバッグが進化して登場し、カラーバリエーションもあって間違いなく人気のモデルになるでしょう。

 

一番気になったのはクラッシュドデニム。

 CHANEL.COMより

CHANEL.COMより

 CHANEL.COMより

CHANEL.COMより

クラッシュ加工をやりすぎると、下品になりがちだが、ここまでラグジュアリーに格上げしてしまうのはさすがだ。高校生のときはクラッシュデニムの全盛期なので、懐かしい眼差しでモデルが通りすがるのを見ていた。時代はこうやって巡り、クラッシュ加工ブームが再来すると確信した。

 

船の入り口の階段にはモデルたちとカール様が並び、まるで客船が出発する直前に港にいる人たちに向かってバイバイをしているかのように手を振る演出も、おしゃれで憎い。

 

ショーが終わったら、アフターパーティがあるというのだが、それがなんと、その船の中で行われるとのこと。

夢の世界とはこういうことかと思わせるに充分な、まさに異空間だった。

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 友達でブロガーのAimee Songとショーモデル

友達でブロガーのAimee Songとショーモデル

 

真っ白なピアノに、真っ白いスーツを身にまとった長髪の男性がジャズを演奏する。

ステージにはフレンチグラマーで妖艶なディスコチューンをパフォーマンスするCorineが、この特別な一夜を盛り上げていた。

彼女の曲がすっかりと、この旅のアンセムとなりエンドレスリピートで聴いている。

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豪華客船には乗ったことがなく映画でしかみたことがないが、細部にわたり忠実に再現しているのがわかる。

ジャグジーに見立てられていたり、デッキがあったり。煙突から煙が出る演出もされている。

タイタニック、ギャッツビーのような派手で華やかな特別な一夜だった。

 

このご時世、ファッションだけでなく、ブランドが溢れかえっているなか、どのようにしたら競合に勝てるのかを企業は考えなければいけない。

素晴らしい商品を作ったからといって、消費者が振り向くとは限らない。

おもてなしや夢の与え方で、CHANELがなぜ世界一のブランドなのか、を改めて認識したファッションショーでした。

消費者が商品を買って、それが特別なものであれば、ステータスを感じるというのが人間の性。

それを感じさせるのがラグジュアリーであり、ハイファッション。

たかがファッション、されどファッション。

高価だからといって、諦める必要はない。憧れが人間をアンビシャスにするのだから。

せっかくだから、生きている限り自分の気分を高める経験をしていきたいなと強く思う。

 

CHANEL.COMにたくさんの写真と動画掲載されているので、気になった方はチェックするべし。

 

 

次回は7月のクチュールファッションショー。

一体どのような内容になるか、見逃すわけにはいかない。

それでは、「LA PAUSA(ラ パウザ)」号の出航だ!

ボン・ボヤージュ!

 CHANEL.COMより

CHANEL.COMより

 

ライター:稲木ジョージ(@georgerootnyc)

編集:八木橋恵

出版決定!『ニューヨークが教えてくれた 、「自分らしさ」の磨き方』

朝の清々しい、少し乾燥した冷たい風を感じながら、Tシャツの上に分厚く重たいコートを羽織り、落ち始めた葉が道を舞う音を聞いて、街を歩く。

哀愁の混じった感情が味わえるのは初秋が1年の中で一番好きな季節だ!!

9月生まれの俺は、年中常夏のフィリピンで生まれたものの、秋は、半分流れる日本人の血が騒ぎ出す。

中学、高校のころから、根拠もなしに、「30歳になったら、出版するんだ!」と周りに宣言していたのを覚えている。

2017年9月29日、俺はついに30歳になった!

そして宣言通り、今年の10月25日、宝島社より俺の本が出る。

タイトルは、『ニューヨークが教えてくれた 、「自分らしさ」の磨き方』

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人生初の書籍は、大まかにくくると自己啓発・ビジネス本になるのかな?

30歳でどんな人生とビジネスが語れる⁉と思われる方は、回答を探しに、「読書の秋」キャンペーンの一環だと思って読んでみてねん。

 

マニラ生まれ、愛知県育ち。大学卒業後の4年間は東京で仕事し、いまはニューヨークに住んでいるという異色なバックグラウンド。

ローカル感溢れる地方で普通に育った俺が、ニューヨークに住み、多国籍な環境で働く中、俺なり見て感じたニューヨーカーの生き方、考え方、働き方を「グローバルに生きる」という観点から伝えた、コンテンツ満載の一冊になりました!

どうやったらグローバル思考を養えるかを等身大の言葉でつづった内容にもなっており、どのようにして俺がその道を歩いているか、自叙伝的な部分があって、二度(⁉)おいしいよ。w

まだまだ短い人生だけど、自分が経験した、そして自分の目で見て感じたことをひたすら書いたのだ。

 

具体的にどのようなことを書いたかというと、ネタばらし寸前でまとめてみたよ。

・    俺は、色としてのグレーは好きだが、ビジネスにグレーはない

・    SNSの記録に残すためだけでなく本当の感動を味わおう

・    Live your life and moment, 人生を思うままに羽ばたき一瞬一瞬を生きる

・    SNSで有名になるをライフゴールにしてはいけない

・    チャンスはほぼ毎日と言っても過言ではないレベルで全員に訪れているはず

・    アメリカは実力主義ではなく、コネ社会⁉

・    ニューヨークで成功できなかったからと言って、挫折ではない...

・    幸せとは、取り残される恐れへの代用品ではないし、いいね!の数が幸せ指数ではない

・    ニューヨークは人で溢れているのに、孤独

などなど、ニューヨークが教えてくれた、俺がいま率直に伝えたいことが詰まりまくった内容になってるよ。

 

なぜこの本を書いたのか、そしてなぜ30歳という区切りで出版したいと思ったのかは、本に書いたので読んでからのお楽しみということで。

 

2014年でニューヨークへ移住して、仕事がまったく見つからず、無給インターンしたエピソードは生々しく書いた。

それだけではなく、9歳でフィリピンから日本へ移住した際に、いじめに遭い、どのようにして乗り越えたか、などなども記されています!

いまでこそファッション業界にいて起業もしているが、ファッションもしくはビジネススクールに通ったわけではない。

高学歴で、インターナショナルスクールに通ったわけでもない。

176ページの一冊を、出版のプロたちの手を借りて、自分の言葉・意思を伝えるために書き下ろし、約1年間温めたこの企画でじっくり書いては編集してを繰り返し、丸4カ月を執筆に充てた。

過去を振り返るのが何よりも苦手な自分が、これまでを振り返って、そしてこれからどのように進みたいかを「記録」のようなかたちで残した。書き終えてみるととにかく気分がすっきりして、よりクリアーなマインドになった。


「記録」ということで、過去をさかのぼっていき、このようにジョージ少年時代の写真も入っています。

 真ん中のピースした、まん丸顔が俺です…。w

真ん中のピースした、まん丸顔が俺です…。w

 ニューヨークのSOHO、自宅付近で撮り下ろした写真もあります!(太った写真から成長した振り幅も表現されています。w)photos by 瀬尾宏幸

ニューヨークのSOHO、自宅付近で撮り下ろした写真もあります!(太った写真から成長した振り幅も表現されています。w)photos by 瀬尾宏幸

 

アメリカでは、30歳の誕生日で「Dirty30」や「Big30」などの派手なパーティをする習慣がある。

知り合いには、30歳になったらパーティ、盛大にするでしょ?と言われるが、これに関しては、あまり興味がない。

20、30年経ったあと、過去をまた振り返る機会があったとしたら、豪華なパーティをしたはいいけど、知らない酔っ払った赤の他人が自分の誕生日を祝ってくれても虚しいことに感じられてしまうような気がするのは俺だけ?w

だから、俺にとって、この本がBig30の代わりかな!

自分のやったことが誇りに思えるように、時間を過ごしたい。
 

見出しだけをちら見せすると、こんな感じです。

Screen Shot 2017-09-27 at 10.01.05.png

同時に、アマゾン先行予約も始まっているので、Amazonって下の文字をクリックしてみてね!

こちら→ Amazon

「同情するなら金をくれ」というドラマでの名セリフがあるが、それならぬ「応援してくれているなら、予約ボタンをポチっとクリックしてくれ」。

何度読み返しても飽きさせない内容にしているので、興味を持ってくれた人はぜひチェックよろしく。

 

これまでの自分を支えてくれたすべての人たちに感謝して、恩返しする1年にできたらな、と思います。

初心に戻って、また新たに気合い入れます。

 

 

ライター:稲木ジョージ

エディター:八木橋恵

コーディネーター:川上千尋

公式ウェブサイト:www.georgerootltd.com

social media: @GeorgeRootNYC

 

 

 

デジタル施策に見る、日本のミレニアルズに起きている変化とは?

 

 

デジタルマーケティング。それはこの現代で、最も必要とされるコミュニケーションツール。

 

従来のPR方法では、ブランドや企業の声がミレニアル世代に簡単にはもう届かない時代になっていることは確実。

 

話を聞いてみると、媒体をフォローして記事を読むよりは、自分がフォローしているインフルエンサーが投稿した記事を見て、その媒体のサイトへ飛ぶことも珍しくないらしい。

要するに、これまでの“媒体発信→記事やニュース”から、“インフルエンサー発信→媒体記事→消費者”へと、読む順番が変化しているのではないか。

 

そんな過渡期にあって、その変化に気がついていても、効果的なデジタルマーケティングのハードルは年々高くなってきており、これまでは一般的だった、製品とのセルフィー画像をインスタに載せるというやり方ではもう通用しないのはあきらか。

 

そんななか、カルバン・クラインは面白いデジタル施策を行っているのだ。

 

ご存知であろう、カルバン・クラインのアンダーウェア。

コットンから伸縮性のある生地まで、素材のバリエーションが豊富で、見慣れたアイコニックなロゴ。

海外では、世界的に有名なセレブリティ、モデルが投稿していることもあり、「#mycalvins」が爆発的にヒットし、あらゆる国からこれでもか!というほど、自身の肉体自慢とともに、胸、お尻の投稿がSNS上に溢れている。

 

しかし、肌を隠す習慣のある日本には、こんな投稿は通用するのであろうか?

 

答えは限りなくゼロに等しいであろう。

 

このように、国民性と文化の違いで、カルバン・クラインのようなグローバルブランドでも、#mycalvinsのような施策が、ローカルに進出しづらいこともある。

7月に東京で同ブランド初のアンダーウェア専門店がオープンし、そのタイミングで、戦略としてグローバルハッシュタグの#mycalvinsをそのまま残し、ローカルハッシュタグの「#じつはCK」、「#みせるCK」を加えることで、一気に東京のおしゃれキッズの間で浸透しつつある。

 

最近、NYモデルエージェンシーのソサエティと契約を結び、モデル業の活躍がグローバル規模で期待される森星さんがプロジェクトを皮切り、鈴木えみさん、Beniさん、植野有砂さん、浅野啓介さんらビッグネームが次々と参加していた。

スクリーンショット 2017-08-09 午後4.10.15.png

 

7月末にはストアイベントも開催し、ハッシュタグに参加する人たちをどっと増えたようだ。

 instagram  @tsumire1224

instagram @tsumire1224

 instagram  @crazy_shizuka

instagram @crazy_shizuka

 

 

#じつはCKで、“秘密裏にさりげなくアンダーウェアを着ているんだよ”、#みせるCKで、“大胆にステートメントアイテムとして、CKアンダーウェアを着ているんだよ”、の2パターンでどちらが自分のタイプに合っているのかを一般大衆に決めさせ、参加を促進している。

 

すると、意外にも、シャイな人が多いはずの日本で、結果として#みせるCKが多く、これは驚き。


隠したがるであろうと予想していたが、わかりやすく表現しやすいうえに、ありそうでなかったハッシュタグ遊びができたことによって、「あ、下着って見せていいんだ!」と心理に変化が起き、この戦略は成功したのではないかとみている。

結果として、ハッシュタグ遊びに参加するという感覚で、意外に日本人にも、ちょっぴり恥ずかしいけど、見せたい願望があったのではないか。

 

ミレニアル世代の考え方が、古典的からどんどん大胆になってきている。

 

俺は、ほぼ毎日CKアンダーウェアを着用しているが、なかなか見せられないのがホントのところ。

腹筋が割れていれば自慢するかもしれないが、食べることが好きな俺は、

おとなしく、#じつはCKを選ぶことにするよ。

 

あなたなら、じつは、みせる、のどっちを選ぶ?

 

スターデザイナーである、ラフ・シモンズがクリエティブディレクターに着任したし、今後のカルバン・クラインから目が離せない。

 

 

ライター:稲木ジョージ

エディター:八木橋恵

コーディネーター : 川上千尋

公式ウェブサイト:www.georgerootltd.com

social media:@georgerootnyc

 

 

 

東京のメンズファッションが面白くなってきた!!

2016年は1年の間に8 回?いや、9回かな?

も東京出張があって、もはや友達やクライアントには

「ジョージ、もうNY住んでないの?東京にまた移住してきたの?」

とか、レア感がないくらい東京に来てるよねと言われることが多くなったw

そりゃそうだよね。一時期は毎月東京に通ってたもん。

 

出張の回数を重ねるごとに気づいたのは、日本人男子がおしゃれになってきているのではないかということ。

レディースファッションは、どの媒体も取り上げているし、今回はメンズファッションについて書こうと思う。

 

2000年頃は、キレイ系、アメカジ系、ストリート系、そして、現在は絶滅危惧種であるお兄系やB系というジャンルがたくさんあった。

2016年、そしてまもなく迎える2017年は、アメカジ系とストリート系の人気は続くと思われるものの、その他のジャンルがどう変化していくのかなと思う。

 

 

冒頭で書いた日本人男子のおしゃれ化についてだが、これはあくまでも僕の視点から執筆していることをご了承してもらいたい。

青山、表参道、原宿付近の特にキャットストリート、そして渋谷を歩くのがとても好き。PRをやっているからには、実際街で何が起きているのか、何がトレンドなのか、実際に自分の目で見て確かめたいからだ。

電車は乗るし、ピンポイントすぎるが、なによりも渋谷⇄六本木ヒルズ間の市バスがとても好き。

 

それでは早速、ジョージ式ジャパニーズメンズファッション分析を始めよう。

ジャスティン・ビーバーが人気すぎるせいか、ビーバー系の男子が続出しているのではないかと。

 www.instagram.com/p/BMPMDfRhBTr

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ダボっとしたTシャツにロンTを重ねて、スキニーパンツを腰パンにし、スニーカーはアディダスのウルトラブーストという鉄板コーデをしている男子が目立つ。ビーバーのツアーT、パーカーを着ている子も多く、彼は間違いなくそうであろう。

 

 www.instagram.com/p/BJX8b-sBaia

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ビーバーはやはり、VETEMENTS、Fear of Godに影響されていると思うのだが、“元ネタ”を知らずに、そのスタイルを完コピしている男子続出。

 

 www.popsugar.com/fashion/Vetements-Fall-2016-Runway-Show-40444587#photo-40444587

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 fearofgod.com/pages/fourth-collection-lookbook#lookbook-item-2

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好みはさておき、僕自身はこの流れをとてもいいと思っている。

ネットとインスタの普及で、より外国を身近に思えて影響があるのは個人的に嬉しい。

 

ユナイテッドアローズのポギーさんを真似するおしゃれ大好き若者も、増えているのも納得。

メンズファッションのアイコン的な存在、またはメンズインフルエンサーってなかなか出にくいから、今後そのエリアが盛り上がるといいよね。

 

 

NYでは、メンズファッションがとにかくアツいと言われている。それは、アメリカン・ヘリテージが見直されていることがまず関係している。冒頭で言った世界的に人気トレンドとなっているストリート系ファッションが、デニムやスニーカーに代表されるアメリカ生まれのスタイルと相性がいいしね。NYはアメリカのファッションキャピタルだから、NYから全米のトレンドが生まれるのは当然のこと。長くなりそうなのでNYメンズファッションは別の記事にしておこう。

 

メンズファッションにおけるカニエ先生の影響もまだまだ強い。

Yeezy 、Balmain、Off Whiteをミックスしたスタイルもよく見かける。

最近インスタで見つけた、東京にあるセレクトショップ Nubian Tokyoがとてもいい例だ。インポートものは高価なのに、それでも着ている人が多いというのはファッションへの情熱が感じられるよね。

ただし、完コピしすぎて個性をなくすこととは、また別の話。

 www.instagram.com/p/BMXlPkWAPr9/?taken-by=nubian_tokyo

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 www.flickr.com/photos/sarashamy/15900764104/in/album-72157650422076470/

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 www.instagram.com/p/BNCvvmKAAbQ/?taken-by=adidasoriginals

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 highfashionliving.com/balmain-x-hm-men-collection-runway-show/

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 www.instagram.com/p/BMBnGKkA8l8/?taken-by=off____white&hl=ja

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原宿付近の若者は、“VETEMENTSっぽい系“が目立つ。

ファストファッションや安価ブランドは賢いので、トレンドをいち早く察知し、VETEMENTSスタイルをコピーして大量に売り、それを知らないお小遣い制であろう若者は、限られたお金でそれらを買っているのと予測している。原宿を歩くと、ダボっとした洋服、なっがい袖、太いパンツのスタイルが多い。

日本人の平均身長はアメリカ人に比べると低めなので、まるで子どもが大人の洋服をズルズルと引きずって歩いているように見える。VETEMENTを知らない人が見たら、

「なんだ、このみすぼらしい格好は!」と思う人もいるかもしれないね。

プロポーションのことを考えると、ちょっと変だけどかわいい!という瀬戸際にあって個人的には面白い動向とみている。

最後に、90年代ファッションに身を包んだ若者男子について。

個人的にすごく好きな雑誌、「i-Dジャパン」が日本で創刊されて嬉しい。

ウェブサイトも海外のようなデザインでかなりかっこいい。

 https://i-d.vice.com/jp

https://i-d.vice.com/jp

 

エディターが狙っているのか、たまたまなのか、90年代トレンディ俳優みたいな顔のイケメンがよく取り上げられている。

トレンドは時代を巡るというが、自分の幼少時代のトレンドが今、再びきていて、自分が来年30歳を迎えると思うと、正直恐ろしい。

 

90年代ファッションとは何か。

グリースヘアスタイル、ネルシャツ、ライトウォッシュドデニム、くるぶし上丈、靴下はスポーティな白チューブソックス、レーススニーカー。サングラスはTransparentカラーの色レンズ、NirvanaのKurt Cobainが愛用していたCaliforniaサングラス 。

 spur.hpplus.jp/fashion/news/201604/09/KUZHVGA

spur.hpplus.jp/fashion/news/201604/09/KUZHVGA

上記のキーワードのみを聞くと、ダサそうに聞こえるが、20歳前後の男子が着ているとアンニュイでフレッシュな印象で、けっこうかわいい。

何が火付け役になったのか定かではないが、2017年は引き続き90年代スタイルが主流になると思うし、引き算のあるスタイリング=ミニマルが来ると思うんだ。

ラフ・シモンズがDiorを離れ、Calvin Kleinのクリエイティブ・ディレクターになったことは周知の事実だろう。彼の影響で、ミニマルでクリーンなスタイルが盛り上がるはず。

というか、自分が着たい。

NYとLAでは、すでに90's kidsをテーマにした記事、ファッション、ミュージック、ポップシーンが再燃しつつあって、カムバックするのは確実に思える。

 

 

個人的には特に、くるぶし上丈がすごく好きではまっている。

結局ダボっとしたクッションのある裾丈は、足が短く見えるうえに背が低くみえるから、くるぶし上丈だと、脚が強調されてきれいに見えると思うんだ。

自分は身長が170cmしかなく、いたって普通なので、自分のフィッティングをよく把握し、どうしたらプロポーションをバランスよく見せられるか、常に考えてスタイリングのときに気をつけている。

 

古着屋さんで30ドルくらいのライトウォッシュドのデニムを買って、裾直し屋さんに出して履き、丈を自分の脚に合わせるのが、マイブーム。靴下は真っ白なチューブソックスはマスト。

あとは、アイコニックな90年代ポップスターアーティストのツアーバンドTシャツをフリマで買って、大きめなサイズを着てモダンにするのもお気に入り。

 

 

以上、ジョージ目線のメンズファッション分析記事でした。

おそらく、ファッション感度の高いおしゃれ男子は雑誌ではなくインスタで、タイムリーにファッションを常日頃研究していると思う。

このままいけば、東京がグローバル都市になるのも夢じゃないかも!!!

メンズ諸君もレディースに負けず、おしゃれを楽しんでください。日本人は世界に比べるとファッションに対する意識は非常に高いのは間違いないよ!

盛り上げていこーーー

 

ライター:稲木ジョージ

エディター:八木橋恵

コーディネーター:恩地祥博

公式ウェブサイト:www.georgerootltd.com

social media:@georgeinaki

 

Chanel メティエダール コレクション 2016/17

パリに数日間行って来ました。

ファッションウィーク期間中じゃないパリに来たのは初めてだ。

活気は少し落ち着くが、美しさは変わらないまま。

クリスマスツリーが街の至るところにあり、煌びやかだった。

 

一番最初にパリに来たのは、おそらく24歳になったばかりの2012年2月。

空港を降りて、車内からパリの景色を見ながら、これは現実なのかな、と何度も自分のほっぺたをつねってみた。

早朝6時着だったから、街中はまだ薄暗く、オレンジかかった街灯が何よりロマンチックだった。

 

あれから5年が経ち、何度もパリに来ているが、憧れや躍動感は昔のまま。

今回は、CHANELメティエダ―ルコレクションが、リッツパリで行われるので、それを見てきました。

4年もの歳月をかけて改装したリッツパリで、CHANELがショーをやるからにはなにがなんでも駆けつけなければいけない。

改装前のリッツには、今のパートナーと泊まっていたので、自分にとってもすごくスペシャルでゆかりのある場所。

自分がまだ別ブランドのPRをやっていたときは、初めて触れたラグジュアリーブランドはCHANELだったから、この2つのコンビネーションはこれ以上にない特別なのだ。

夢心地というか、世界最高のひと時に自分もいられて、これ以上ない幸せな気分とともに、モチベーションがより高まる。

 リッツパリの玄関。

リッツパリの玄関。

 午後4時の会は、アフターヌンティー形式でテーブルに座りショーを見た。

午後4時の会は、アフターヌンティー形式でテーブルに座りショーを見た。

いまさらメティエダ―ルとは何?と、聞けない人たちのために短めに説明しよう。

コレクションのメティエダール(Métiers d’art)とは、クチュリエールたちの技術が生み出す、もはやアートと呼べる遺産のこと。例えば、刺繍、羽根飾り、帽子、手袋、手縫いの靴、ジュエリーボタンなど。職人たちの感性芸や技術なしには、存在できないアートワークのためのコレクションなんだ。こうした職人たちには後継者がいなくて、技術がこの世からなくなってしまうことを危惧して、CHANELが2002年に傘下にいくつかのアトリエを収めた。これは技術の独占ではなく、他ブランドもこうしたアトリエを使えるようになっていて、職人が技術の継承と発展に集中できるためのサポートなのだ。日本でも、伝統工芸や着物、染め物などに関する職人たちがどんどんいなくなっていることとリンクしているかもしれない。しかし、フランスの職人には、CHANELがいるのとても頼もしい。

CHANELは2002年から毎年12月に、このメティエダールに関するコレクションを行っているわけだけれど、リゾートやオートクチュールに加え、他のメゾンよりもコレクションが1つ多いということになる。1つのコレクションを発表するのがいかに大変かは、説明不要だろう。歴史を塗り替えるようなイノベイティブなコレクションもCHANELの魅力だが、こうした卓越した才能を守り、歴史を作品に投影させるところが、本当に世界トップクラスの所以だ。

さて、肝心の今回のショーだけど、「Café Society」がテーマ。この映画内でCHANELは1930年代のハイソサエティのナイトクラブシーンをリクリエイトしている。繊細な装飾がされたヘッドピースやジャケット、パンツ、スカート。そして、クチュリエールの技が光るジュエリー。

ファレルもランウェイを颯爽と歩いた

 このパンツスーツのルックが一番お気に入り。オフィシャル写真より

このパンツスーツのルックが一番お気に入り。オフィシャル写真より

どれも、とてもかわいい! 午後4時からのアフターヌーンティーとともに見たコレクションは、こちらも社交界に参加したような感覚に陥りながら、楽しんだ。カーラ・デルヴィーンが、クッキーをぱくっと頬張りながら歩いたりして、エレガントでかつキュートさが演出されていた。

 いつもならばカメリアの花をショーに使っているが、今回はあえてローズに。Chanel No.5の香水もローズだからここでもブランドDNAがリンクする。オフィシャル写真より

いつもならばカメリアの花をショーに使っているが、今回はあえてローズに。Chanel No.5の香水もローズだからここでもブランドDNAがリンクする。オフィシャル写真より

 オフィシャル写真より

オフィシャル写真より

個人的に好きな音楽ジャンルの、エレクトロ・スイングがショーBGMとして流れており、シャンパンゴールドのリッツパリの雰囲気と洋服たちがまさにテーマにぴったりと合った印象だった。

 かわいいダンスの演出をするモデルも発見

かわいいダンスの演出をするモデルも発見

毎回メティエダ―ルコレクションは、マドモアゼルとゆかりの深い場所が会場に選ばれるけれど、マドモアゼルはリッツパリを「ホーム」と呼んで50年もの間、愛し続けてきた。アーネスト・ハミングウェイやF・スコット・フィッツジェラルドも好んで、ハングアウトしていた場所。ロイヤルファミリーや往年の女優などのセレブに愛されたのは当然としても、当時からクリエイターを刺激する何かがあったようだ。マドモアゼルとCHANELがもたらしたのは、まさに「ヴィンテージ・グラマー」。リッツパリも、今回のコレクションも、それを表現していた。

 Soo Jooの貫禄あるウォーキング

Soo Jooの貫禄あるウォーキング

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ショーを見に行くだけでスペシャルだが、今回はなんとマドモアゼルが多くの時間を過ごしたアトリエでもあった、アパルトマンにも訪問してきた。

実は、アパルトマンに行くのは2回目。2014年1月に一度行ったことがあって再び来られるなんて思ってもいなかった。

 これはマドモアゼルが愛していたとされる有名なアンティークチェア。

これはマドモアゼルが愛していたとされる有名なアンティークチェア。

 麦は豊かさの象徴。貧困な幼少時代を過ごしたマドモアゼルにとっては思い入れのあるアイテム。

麦は豊かさの象徴。貧困な幼少時代を過ごしたマドモアゼルにとっては思い入れのあるアイテム。

 日本のモードファッション誌を牽引するエディターの皆様と一緒にアパルトマンツアーに参加させてもらった。

日本のモードファッション誌を牽引するエディターの皆様と一緒にアパルトマンツアーに参加させてもらった。

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    ガブリエル     シャネルから  G abrielleの頭文字「G」の記号が見える。

よーくみると、シャネル N5を示す「5」や、 ガブリエル シャネルからGabrielleの頭文字「G」の記号が見える。

実は、アパルトマンに行くのは2回目。2014年1月に一度行ったことがあって再び来られるなんて思ってもいなかった。

CHANEL好きな人は知っているであろう、この螺旋状の階段と鏡はアイコニックで有名なワンショット。

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当時、マドモアゼルはこのアパルトマンのクチュールサロンでジャーナリストや顧客様向けにファッションショーを行い、コレクションを発表していたそう。

雰囲気が残ったままなので、異空間。

誰も住んでいないはずなのに、誰かが常にいる気がするんだ。

幽霊やスピリチュアルなことじゃなくて、CHANELという世界一のファッションブランドのDNAが全て、ここから始まっていたと思うと、とてつもないパワーをもらうことができる。

アジアには行ったことがないはずなのに、オリエンタルな家具もあって、いかに、マドモアゼルがオープンマインドでセンスがいいのかがわかるよね。

 

ショーに行けたこと、アパルトマンに再び行けたこと。

この上ない幸せとパワーをCHANELから学べました。

誰もが憧れる敷居の高いブランドだが、それほどの価値があるブランド。

それらを再び、自分の目と足で、訪問したいと思っても誰でもが訪問できるわけではないのは重々承知しているからこそ、直接みることができたことに本当に感謝している。

 Thank you Paris! 

Thank you Paris! 

ライター:稲木ジョージ

公式ウェブサイト:www.georgerootltd.com

social media:@georgeinaki