Department Store

NYはすでにセールシーズン。

アメリカ人が大切にする毎年11月最後の木曜日、Thanks Giving Day、つまり感謝祭の祝日が終わった翌日はBlack Fridayといい、全米中でセールが一気に始まる。

僕はNY郊外にあるWoodburyアウトレットモールに早速行って来た。

戦利品は出来たばかりのロエベストア。

昨年欲しかったロエベのアビエータームートンジャケットが破格で売られていた。状態もかなりよく、昨年みつけたときは定価が高すぎて買えなくて諦めてよかったw

アウトレットモールは当たり外れがあるが、掘り出しものがあるから宝探し感覚で行くのが好き。

 

余談だが、セール会場に押しかけ、殴ったりしてまで商品を奪い合う動画を見たことがあるだろうか?まさに弱肉強食のセールだ。

3分54秒の7位とかひどすぎるw

 

僕は買い物が大好きだ。

アメリカのコメディ映画「お買いもの中毒な私!」って知ってる?

あれが本当に面白くて、 あれほどひどくはないが自分のことじゃないかと思ってしまうほど。

美しいものが好き。美味しいものが好き。心地いいものが好き。

そんな僕が辿り着くのは、Barneys New York。

欲しいものが何かしら、絶対に見つかる場所。

夢を与えてくれる、僕にとってのディズニーランド。

常に新作をチェックして、ああでもない、こうでもないと妄想する。

 

barneys newyork3.jpg

かつてはNYで最もラグジュアリーでステータスの高いBergdorfGoodmanにこの間行ったら、ひどい接客。

2008年のホリデーWindow。アーティスティックなショーウィンドウを飾ることで有名。

2008年のホリデーWindow。アーティスティックなショーウィンドウを飾ることで有名。

BergdorfGoodmanを所有する親会社、Neiman Marcus Groupは今年、少なくとも売上が前年比で5.6%減。これは、過去6年間の同社内で最低の数字だとか。

NY店の改装にお金がかかったとはいえ、消費者の“デパート離れ”の流れは止まらず、各実店舗が経営に苦しむのは耳にしたことがあるだろう。若者には、デパートなんて興味もない子が増えているそう。

情報元は、こちら。

Department stores battle Manhattan by Business of Fashion.com

What's next for the American department store by Business of Fashion.com

無理もない。

忙しい現代人はお店が開いている時間に行けない人もいるし、接客をあしらうのは面倒と思う人もいるしね。

僕は接客されるのは嫌いではない方。だけど、おもてなし感のない接客はダメだ。

むすっとした態度で、足元を見るような接客をされた日にはおったまげるw

せっかく夢見心地でショッピングしているのに、それでは買い物をする気が失せてしまうよね。

こっちは嫌な気分になるし、向こうは客を逃すし、どっちにとっても損。

 

最近は、ネットショッピングがほとんど。

特に、急成長を遂げているオンラインのファッションリテイラー、Farfetch(ファーフェッチ)は常連。アンバサダーを務めているからだけではなく、サイトがユーザーフレンドリーだし、欲しいものがないかなと、常にチェックしている。

洋服、靴、ジュエリー、時計など全てが買える品揃えの多さや、グローバルブランドだが、サイトは各国の顧客のためにきちんとカスタマイズされているところがいい。

10月にドバイへ行って来たのは、世界中からアンバサダーが集まるイベントがあったのが理由。Vogue ArabiaのファッションプライズVIPディナーに出席したときは、気分があがったよ!

Fashion Prizeガーラディナーのテーブルの写真

Fashion Prizeガーラディナーのテーブルの写真

着席ディナーの様子 

着席ディナーの様子 

意気投合したトルコ人のジュエリーデザイナーの@Begumちゃん。

意気投合したトルコ人のジュエリーデザイナーの@Begumちゃん。

世界各国のファーフェッチグローバルアンバサダーの集合写真。(ドバイ、アメリカ、イタリア、オーストラリア、中国、イギリス、香港代表など)

世界各国のファーフェッチグローバルアンバサダーの集合写真。(ドバイ、アメリカ、イタリア、オーストラリア、中国、イギリス、香港代表など)

ホリデーシーズンだから、今セールやってるよ。日本語対応してるので買い物してみて!→ www.farfetch.com/jp

 

ただ、実店舗もものすごく好きだし、この世から消えてはいけないと思っている。

素材の良し悪しを実際に見比べたり、レザーの匂いや着心地を感じたり、全てを体感しないと、本当の良さがわからないからね。

ラグジュアリーな経験を体験させるのも実店舗の仕事だから、おもてなしはマスト。

浅はかに聞こえるかもしれないが、自分のモチベーションを上げるために、

お金のなかった学生時代や社会人成り立ての頃は、直営店で買い物がしたい!という夢があって、そのためにがんばってきたようなもの。

 

ネットショッピングはとても便利。24時間いつでも買い物ができるしね。

だけど、ラグジュアリーな体験はしにくいし、商品のことで聞きたいことがあっても、その場で返答がないところも弱点。

せっかく今欲しい!!!と思っても、例えば2日後に返事が来たら、熱が冷めてしまってやっぱりいらないってなる。

これは、消費者からしたらお金がかからなくて済むからラッキーだけど、お店側からしたら売上を逃して損になる。

 

 

これからの時代は、こういった体験の定義や価値、消費者の心情や需要も刻々と変化するとともに、もっと競争が激化していくであろう。

実店舗は、ブランドやブティックの世界観をさらに演出し、よりおもてなしのサービスを向上させなければいけない。

お客様を特別な気持ちにさせなければいけない。絶対、不快にさせてはいけない。

 

一方、ネットショッピングは、よりタイムリーにスピーディーに、商品とカスタマーサービスをお客様の元へ届けなければいけない。

誰もが買い物できるよう、なるべく簡単な仕組みにしなければならない。

 

今後も、ネットでショッピングしつつ、デパートへ行って自分の目で見ると思う。

若者がデパートやラグジュアリーブランドへの憧れから遠のいていると言われる世の中だが、今は買えなくても、今後買えなくても、クオリティに対する憧れだけは持って欲しい。

良い素材とそうではない素材に、自分の手で触れて、自分の目で見比べたら絶対違いがわかるから。

社会勉強の一貫だと思って、ラグジュアリーブランドの直営店や、実店舗が存在する価値を提供してくれる伊勢丹に足を運んでみよう!

 

ライター:稲木ジョージ

エディター:八木橋恵

コーディネーター:恩地祥博

公式ウェブサイト:www.georgerootltd.com

social media:@georgeinaki