ファッションPRにまつわる、あるある・なしなしの出来事

今年もあと残りわずか。

時間が光のような速さで過ぎていくのは、充実しているということなのでしょうか?

そういうことにしておこう。

心残りなく。それをいつも頭に入れて日々を過ごしている。

やっぱり○○をやっておけばよかったー!という後悔は絶対にしたくないからね。

失敗したこと、懺悔しなければいけないことは2016年に置いていき、来年に向けて準備を整えることが大事だ。

今回の記事は、PRのあるある/なしなしについて書きたいと思う。

 

成人して1年後ぐらいで、すぐにアメリカンアパレル・ジャパンでPRの仕事に就いた。そんなアメアパは、今年12月18日、日本から完全撤退する。2012年には、渋谷レディース店が世界一の売り上げにまで至ったのに、自分の古巣がなくなるのは複雑な気持ち。

学生時代はファッション業界で仕事したい!という気持ちなんてさらさらなく、夢もなかった。馬鹿げたことをいっていたのは、年収1千万を稼ぐくらいかなw

むしろファッション業界=デザイナーかバイヤーか販売員しかないと思っていたほど無知だった。

 

現在も、僕がするPRの仕事とは何か。

広報という日本語を充てている会社もあるけれど、それよりも英語の持つ

意味の方が的確かな。「Public Relations」。メッセージやイメージをパブリックに、最短かつ最大に届けること。

つまり、僕にとってPRするものは商品や人でもなんでもいいけど、知らない人たちのために知らせるということを通じて、人や公と関わることが非常に多いのだ。企業や社会にとって、とても大事な職種だと思っている。

パーティを企画したり、セレブリティやインフルエンサーと接したり、世間では“華やかで楽な仕事”と思われがちだが、地味な作業が8割を占めている。この“地味な作業”については、また今度ゆっくり書くとしても、若者が思うファッションというジャンルにも同じことが言えるかもしれない。

 

じゃあ、まずはあるあるから。

「誰々~友達」、「なになに知ってる~」と言いがち。

蓋開けてみると、知り合い程度とかパーティで1回会ったことがあるだけの関係が発覚し、赤っ恥をかく。

「誰々ちゃん大好き!かわいい!!!」を連発するミーハーPR。一緒に仕事をする相手を好きなことは悪いことではないが、相手はその道のプロフェッショナル。かわいいや、好きです!は、セレブリティやインフルエンサーは言われ慣れているから、うわべのコメントはすぐ見破られる。どこが好きか、なんで好きかどうか言ってあげると、言われた側はいい気分になれるからいいかもね!

俺は・私はあのイベントやってる、あのブランドをPRしている、と言って自分を誇張する人は職業柄上よくあること。それを使って、インフルエンサーやセレブリティのLINEゲットしようとしてるPRも少なくないだろう。だが、連絡しすぎちゃうと、嫌がれるので気を付けましょうね!

 

次に、ソレなしなしの例。

「〇〇様、お世話になっております。とても素敵でうちのブランドにぴったりな雰囲気を持ち合わせているので、ぜひプレゼントをさせてください」とインフルエンサーやセレブリティに連絡する。

そこまではよしとしよう。プレゼントをもらって嫌な気持ちになる人なんていないからね。

嬉しい気分のまま詳細を聞くと、「この中から好きなものを1つ、プレゼントさせてください。ただ、その代わりインスタに載せてくださいね」。

おーーーーーい。

それはおかしくないか?

雰囲気に合うから。ブランドイメージに合うから。だから、商品を使ってもらったり着てもらったりしたいのに、“必ず”インスタに載せてねというのは、ズレていると思うんだ。

 

インフルエンサーやセレブリティは、厳しい世界で仕事をしているからオトナな人が多い。PRからプレゼントをもらう=私・僕のSNSに何かしら載せてもらいたいから連絡してきたとすでに思っている。

暗黙の了解の世界なのにインスタに載せてね、というのは気持ちが冷めると思うんだ。

“差し上げますのでよかったら着てください”といえばよいことなのに。

強制的にSNSに載せてねって言ったら、それは仕事のオファーだし、その線引きをわかっていない人たちが多い気がする。

シビアな話、嫌な思いをするなら自分で買った方がマシだわ!と思うインフルエンサーやセレブリティも多いはず。

もったいないし、どちらにとっても損だよね。

 

僕にとってPRは、徹底的なおもてなしができないと務まらない仕事。おもてなしって、自分だったらどうかな?とか考えて、究極的に相手の望むことを想像することだと思う。

愛すべきPRたちの間で起きたことは、まさに「他人の振り見て、我が振り直せ」。

失敗したからと言って、めげないで!

2017年で挽回すればいいわけだから。

仕事は気持ちよくしていきたいよね。

この写真は10月28日に表参道ヒルズにて行われた、一夜限りのシュウウエムラと村上隆氏のコラボパーティーにて。自分が今年担当した最大のイベント。おかげさまで大大大盛況で、たまたま来日してたファレルもご来場いただけました!

この写真は10月28日に表参道ヒルズにて行われた、一夜限りのシュウウエムラと村上隆氏のコラボパーティーにて。自分が今年担当した最大のイベント。おかげさまで大大大盛況で、たまたま来日してたファレルもご来場いただけました!

 

 

 

ライター:稲木ジョージ

エディター:八木橋恵

コーディネーター:恩地祥博

公式ウェブサイト:www.georgerootltd.com

social media:@georgeinaki

Digital consultant

 時が経つのが本当に早くて、いつの間にか2016年8月。

電光石火のように時間が過ぎていく。

ありがたいことに仕事もプライベートも、ものすごく充実しているのは言うまでもない。

一日24時間しかないから、かしこく時間を使わないともったいないね!

自分のことを報告すると、約二年間デジタルPRとしてフリーランス活動をやっていたが、

今年2月からデジタルPRにフォーカスをしたコンサルティング会社を起こしたのだ。(パチパチ)

アパレル販売員、レンタルビデオ店員、終いには薬局店員として面接したものの、全て落ちた自分が、会社を起こすなんて一ミリも思っていなかった。

Everything happens for a reasonそして適合適職ていうことにしておこう。

 

それは、日本ロレアルのデジタルコンサルタントに就任したのがきっかけ。

インスタをフォローしてくれている人たちはすでに知ってくれているだろう。

ジョージは何やってる人なの?っていう質問をよく聞かれるのだけど、答えは自分が生きたい道を選んで生きている!と胸を張って言えるようになった。

shu uemura color holicローンチイベントの時の一枚 

shu uemura color holicローンチイベントの時の一枚 

 そのきっかけを与えてくれたのは、紛れもない日本ロレアルチーフデジタルオフィサーの長瀬さん。彼のキャリア暦は本当に素晴らしく、ロレアルの前はインスタグラムジャパンの日本事業責任者だったのだ。

2015年10月に日本ロレアルは、初めてCDO職「デジタル戦略統括責任者」を設けた。デジタルオフィサーらしく、FBからメッセージが来たのが全ての始まり。とても現代的。

 

長瀬さんが取材されている、読み応えのある取材がアップされているので是非是非読んで欲しい。

 

日本ロレアルがCDO置した理由:デジタル代の客中心主とは

前編:

http://d-marketing.yahoo.co.jp/entry/20160801416190.html

後編:

http://d-marketing.yahoo.co.jp/entry/20160802416206.html

 

前編の記事より抜粋:

「企業がカスタマージャーニーに沿うには、組織自体が変わる必要があります」

 

そもそも組織自体を変えないと、何も変わらないのは事実。

そのためにはとてつもないエネルギーが必要となってくるのだ。

 

仕事内容は長くなるから敢えて書かないけど、この日本ロレアルの動きは若い世代に夢と希望を与えると思うんだ。

自分が高校生だったころ、愛知県の商業科高校に通っていたから卒業後はほとんどの同級生たちが自動車関連の職業に就いてる。

大学生のときは、銀行や公務員になりたいていう人たちがほとんど。

自分もそうなるのかなと思ってたけど、あまりにも想像ができなさすぎて何も進路がないまま、2010年に上京した。

当時から少しづつSNSが注目されていたが、ソーシャルメディアと共に生活していたから当たり前すぎて、ただの遊びだと思っていた。

それから6年が経ち、ソーシャルメディアを駆使した仕事が確立しつつあるのは本当に時代が変わった証拠。

今までお遊びだったSNSが立派な職業になれる時代になったわけだから、これから進路に悩んでいる人たちでSNS大好き!!!!という子達には向いている職業かもしれない。

 ロレアル社内向けイベントにゲストスピーカーとしてトークショーをしましたー。

 ロレアル社内向けイベントにゲストスピーカーとしてトークショーをしましたー。

 今から何年かかるかわからないが、今の学生たちが進路を決めるときに、デジタルPRになりたい!デジタルマーケッターになりたい!と熱望する若者が増えるのを確信している。

そのためには、リアルなデジタル世代の自分が(28歳。若者世代にまだ入れて欲しいw)がどんどん活躍して道を切り拓かないといけない。